「スクールナビ 日本の歴史」の活用実例

教材概要 | 導入~展開~発展という流れのなかでそれぞれ活用できるように、玉手箱(導入)、れきし絵巻(展開)、うちでのこづち(発展)の3つから構成。 |
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実践者 | 愛知県名古屋市立楠小学校 鈴木 信介先生 (実践当時) |
教科 | 小学校社会科 |
ソフトウェアの特徴と利用上のメリット
調べ学習に適した構成
盛りだくさんの情報がつまっており、それを引き出す手段に様々な工夫がこらされているので、楽しみながら調べられる。
歴史に親しみを持たせることができる
児童が親しみやすいイラストでわかりやすく解説しているので、抵抗なく受け入れられる。
・・大陸文化の摂取や大化の改新、大仏造営のようすを調べ、天皇を中心とする国家組織が確立したことをとらえさせるとともに、それを支えた当時の農民のくらしに関心を持たせる。
・コンピュータソフトを使って、この時代の特色を多面的にとらえることができる。
授業実践例
コンピュータ活用の意図
調べ学習を行う場合、年表、写真、文書資料等を利用することがほとんどであるが、コンピュータソフトから情報をとり出して調べるという、児童にとって新しい方法を体験させることができる。
コンピュータソフトを使えば、必要な情報をボタン選択によって容易に探し出すことができ、限られた時間で能率よく多くの情報を得ることができる。
指導のポイント
何について調べるかを提示する代わりに、問題のプリントを配布した。プリントは、ソフトの画面に対応させた内容で、図などは、そのままソフト画面から抜粋して作成したものである。その問題を解くために、ソフトを使って、調べさせるという方法をとった。
児童の反応
コンピュータソフトの画面を漠然と見るのではなく、プリントの問題を解く(答えとなる内容を調べる)という目的を持って見ることで、熱心に集中して画面に向かっているように見えた。わかりやすいイラストや音声・B.G.M.効果もあって、児童の関心を惹き付け、課題終了後は自主的にその他のことについても調べていたようであった。