使用方法

ツボきーくの役目は、自分では押せない位置のツボを、ひとりでも指圧できるようにしていることです。
それぞれのツボの効果を知り、ひとり指圧を生活の中にうまく取り入れ、健康維持のためにお役立てください。

ツボきーくの基本の使い方
●一ヶ所数秒間隔で数回を目安にして下さい。
●力の入れ加減は使用される方が心地よく感じる程度に行って下さい。
●肩の上など、すべりやすい場所は、握り(クリップ)を持つ別の手をちょっと添えれば安定します。

ツボきーくの肩部分の指圧方法

★こちらもご覧下さい。>>使用上の注意 (お買い求めの商品の中にも入っています)

1、背中のツボ

背中には、自分には見えませんし、押しにくいけれど、たくさんの大切なツボがあります。

背中のツボ

肩こりに効くツボ

肩甲骨の内側のちょうど真ん中あたり、【膏肓】(こうこう)と呼ばれるツボが肩こりに効きます。
肩を凝りやすい人はここにしこりがあります。押さえると気持ちが良く、効いている感じがすぐにわかるツボです。

咳に効くツボ

風邪をひくと咳が出ますが、あまり長引かせると体力を消耗させてしまいますので、咳が出たらツボを押して緩和させましょう。
首を前に傾けると、首の根元、襟のくるあたりに出っ張る骨がありますが、その骨の下、穴のようになっている【大椎】(だいつい) のツボを少し強めに押します。

喘息に効くツボ

肩こりのツボ【膏肓】と背骨との中間にある【肺兪】(はいゆ)というツボは喘息に効きます。喘息の症状が出始めのときに押してみましょう。

2.肩のツボ

肩には肩こりの全般に効くという大切なツボがあります。自分で押せないこともないのですが、身体が硬い人や四十肩、五十肩の人には腕を回して力を入れるのもつらいはず。そんなときにツボきーくを使ってみましょう。

肩のツボ

肩こりに効くツボ

肩の中央部で、骨の隙間に指をねじ込めるような位置に、【肩井】(けんせい)というツボがあります。ここは肩こり全般に効くツボといわれ、指圧をすると肩がほぐれるような感覚が得られます。

風邪に効くツボ

首の骨の一番でっぱった部分から指三本分の位置にある【肩中兪】(けんちゅうゆ)というツボも肩こりに効きますが、そのほかにも、風邪の咳き込み、頭痛、喘息などに効果があります。

首の痛みに効くツボ

肩甲骨の一番高いところにあるところと背骨を結んで指4本分の位置にある【肩外兪】(けんがいゆ)というツボは、肩甲骨と首の骨をつなげている筋肉を緩めるはたらきをし、首の痛みに有効です。

3.足のツボ

足は「第2の心臓」と呼ばれるほど、足の裏には人間の体にとって重要なツボが集まっています。

足裏のツボを押すことで、簡単に体の不調がわかります。
ツボきーくを使ってどの部分の調子が良くないのか、見つけましょう。そして、良くない部分のツボをマッサージして健康維持に役立ててください。

足裏に指圧する場合は、座って足を投げ出すとツボきーくを使用しやすいでしょう。

ツボきーくによる足裏指圧

※ツボきーくを長く良い状態で使っていただくために、あまり力任せに引っ張り過ぎないようにしましょう。
>>使用上の注意

次の部分を押したとき「全身に響くような痛み」があれば、該当箇所の調子が良くないということになります。

足裏のツボ

親指…図の1番の部分

睡眠不足、脳の疲労

指の付け根…図の2番の部分

目の疲労

指を曲げたときに凹む部分…図の3番の部分

ストレスがたまっている

土踏まず…図の4番の部分

胃や十二指腸などの消化器系の不調

かかと…図の5番の部分

ホルモンバランスの乱れ